【メンタル】=「在り方」
お読みくださり、ありがとうございます。
Trinity Works(トリニティワークス) スポーツメンタルコーチの赤石祐加です。
日本スポーツメンタルコーチ協会のコンセプトにもある
One athlete, One mentalcoach
の理念を日本で実現するのは容易ではないかもしれませんが、メンタルコーチひとりひとりが自分の世界でそれらを体現していく事がとっても大切になってくると考えています。
「結果を求められる世界」という意味では、スポーツは非常に分かりやすい分野です。
得点であったり、順位であったり、打率・スコアなど一目瞭然ですが、アスリート自身が、そもそも「結果」についてどのように認識しているかは、人それぞれです。
自分が「どんな結果を出したいと思っているのか」曖昧な選手は意外と多いんですよね。
特に、チームスポーツの選手にどんなシーズンにしたいかヒアリングをすると、「結果を出したい」というざっくりとした抽象的な回答は多く、「では、その結果とはどんなもの?」についてさらに聞くと「えーっと・・・・」となってしまったりします。
ただ何となく「ディズニーランドに行きたいな〜」と言っているようなイメージです。
行き先を「ここに行く!」と決めたら、あなたは今の自分が思い付く限りの手を打ちますよね。
いつ? 誰と? 移動手段は? 泊まり? 何を持って行く? 何しに行く?
- 泊まりなら▶︎どこに泊まる? 予算は? 距離は? 旅館? ホテル?
- 車なら▶︎誰の? どの道で行く?
- 新幹線なら▶︎予約する? 自由席? 指定? グリーン車? 時間帯は?
・・・・などなど。
グループで行くなら、それぞれ得意なメンバーが役割を担うことも、よくあると思います。
(これは分かりやすく例えにしたので、実際はテキトーに行っても楽しめるんですが^^)
チームであれば、目標設定は「チームの目標」であることが一般的ですが、そのために個々が「どうやって自分の歯車を回すか」ということを自覚する必要がありますよね。
例えば「優勝する」という事を目標においたチームが自チーム以外にも複数存在していて、その中の「1チームだけ」がその座を手にすることができる事を考えると・・・
「なんとなく練習して、なんとなくミーティングして、なんとなく頑張る」というチームは、その在り方に相応しい結果を手にすることになると思います。
「優勝を目指している風」なチームは、意外と多いのではないでしょうか?
望む結果を手に入れたいのであれば、まずそれに相応しい在り方を決める。
チームにも個人にも、何よりの最優先事項ですね!
結果は、「出そうとする」のではなく、本来「出る」ものかもしれません。
「結果」という言葉の原義には、「果実が実を結ぶ」という意味があります。
ある物事を行なった後に生じた現象、状況。
現実は常に、自分が源泉です。
内側から外側へ。
だからこそ、やっぱり自分自身を「結果に相応しい自分」に準備しておくことが大切なんですよね。
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