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「生きる」のハードル下げていこうよ

お読みくださり、ありがとうございます。
Trinity Works(トリニティワークス) メンタルコーチの赤石祐加です。

3月初旬「昨年の19歳以下のこどもの自殺、過去最悪の512人・・4割が男子高校生」という記事を読み、何とも言えない悲しさを感じていました。

過去最悪の子どもの自殺

事実としてカウントしているだけの数字でしょうから、実際はもっといるのだと思います。

そして、その自殺の理由で最も多かったのが「学業不振、進路・入試に関する悩み」なのだそう。

亡くなってしまった後で、本人に確認することなど永遠に出来ないのだから、本当にそれで「悩んでいた」のかどうかなんて、わかるわけがない。

それが原因?
本当に?

悩みがあることが理由なのではなく、それを「どうにもならない、もうダメだ、死ぬ以外ない」という結論に繋げてしまう思考、環境、そっちの方が原因なんだと思う。

仮に「学業不振、入試、受験失敗」とかで悩んでしまう子って、きっと頭も良くて賢くて、勉強ができるから、いわゆる通知表や内申、大人からの評判も良いのだろうと思います。

周りも、そういうフィルターでその子を見る時、見られてる側も『その期待に応えよう』と無意識に頑張っちゃうようなこともあると思うんですよね。

【人間万事塞翁が馬】

勉強が好き・得意な子なら、「人間万事塞翁が馬」という故事などよく知っているはずです。
(私は個人的に、これを知ってるか知らないかで、人生の捉え方なんて随分変えていけると感じています)

が!

知識はあっても、(脳内にこの知識を記憶していても)自分の人生に、「使えているかどうか」はまた別なんだと、つくづく思いました。

確かに、自己実現のために良い学校に進学して、行きたい方に進んでいくために、テスト用、試験用、受験用、入試用に勉強することはとても大切な努力だと思う。

なんですけど、そこで学び得た知識や学問、知恵も情報も

「自分の人生に使ってこそ!」

初めて活きてくるんじゃないでしょうか。

人生というと大げさな年齢域なのかもしれないですけど、使い道、使うなら『ここ!』っていう、そういう自分のことに置き換えていく作業というか。

「塞翁が馬」の本質を理解してれば、受験失敗なんて存在しない(と本気で思ってます)し、失敗という言葉が持つ意味合いや、受け止め方は全く変わってくる。

「これで良かったとしたら?どうしていこうか?」という場所から、自分を見る視点。

人生において、(一般的に)失敗というものは、多分「ない」と思えます。

それから、もうひとつ。

「生きる楽しみ」

命の大切さなんて、みんな本当はきっとわかっているんですよね。

日々の中で、自分が嬉しくなること、楽しくなること、幸せだな、と感じる瞬間。

それを、自分にとってのそれらを、たくさん知っていること、集めること、夢中になること。

そっちの「努力」も、怠ってはいけないなって思うんです。

命の大事さ。

それに比べたら、今思い悩んでいること、困っていること、苦しいことはなんとかなる。
自分次第で、ひっくり返せるんだと思います。

なぜなら、この世界は表裏一体だから。

だからこそ、どこから見るか、どう見るか、何を感じて、どう歩いていくか。

それは、自分次第でしかないから。
というか、自分次第で好きにできる。

だからこそ、知識・情報・智恵、そういうものを自分の中に取り込んだならば、その【使い手】である「自分自身」のあり方を、どっしりと整えていくことが、いかに大事なことか、というのが実感できると思うんです。

大人である私たちが、それを体現していけたらいいなと、切に願います。

亡くなってしまった命が遺した「思い、メッセージ」は、なんだったのでしょう?

どう受け取って、どう生かすのか。

人の数だけ、答えはあります。
そのどれもが、「その人なりの正解」であって。

私はさらに、『自分を生きよう』と心に決めました。

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