心で感じて、頭で動く
いつもお読みくださり、ありがとうございます。
Trinity Works(トリニティワークス) メンタルコーチの赤石祐加です。
3月に入って、暖かいな〜と感じる日が増えてきましたね🌷
三寒四温と花粉症の入り交じるこの季節、息子の少年野球の卒団旅行に行ってきました〜☺️
大人が楽しむと、子どもも楽しんでくれますよね。
それを見た大人たちにまた笑顔が溢れ、それに安心する子どもも、また笑顔になって。
終始、とーっても楽しかったです😊
みんなが楽しめるようにと、宿泊所のリサーチから、予約、食材の買い出し・・・などなど、あらゆる準備を忙しい中、対応してくれたママさんたちに、本当に感謝です。
おかげで、みんなもそこに対する感謝の気持ちが溢れて、あちこちで「ありがとう〜!」が飛び交っていました。
今回は、みんなで「五平餅作り体験」をしたんですが、ここでも学びがたくさんありました。
普段、こういうものって「売られているものを買って食べる」ことの方が多いですよね。
お金を払えば「おいしい〜」って味わうことができて、お腹も満たすことが出来ます。
それを、最初から「作ってみる」という体験を、自分の身体を通して体感すること。
この「体感」っていうのは、自分だけにしかわからないもの。
その感覚をキャッチし、掴んでいくのって、普段から意識してないとわからないものです。
どんな素材を使って、どんな道具を使って、どんな行程でどんな風に手を加えれば五平餅が出来あがるのか、自分自身を通して実際のプロセスを知る。
すごく大切なことだと認識しています。
感じることが、たくさんあるはず。
最近は、「タイパ」(タイムパフォーマンスの略)という言葉も生まれているようですが、とんでもない。
大事なことを端折っている感じがして、私は好きじゃないです。
自分に備わった五感というセンサーが、何を感じ取っているのか、どう感じたのか。
自分でそれを知った上で動くという、この順番は大切です。
「心で感じて、頭で動く」
スポーツでもなんでも、捉え方としては同じで、「結果」だけを重視することって、味気ないんですよね。
例えば、風邪をひいて鼻が詰まっちゃうと、嗅覚が鈍って食べ物の味ってわからない。
「食べる」という作業はやっているんだけど、味覚も嗅覚もないから、「おいしい」とか「好きな味だ」とか、「おいしくない」とか「苦手な味だ」ってのがわからない。
なんとなく空腹は満たされた感じはするけれど、食べた気がしないというか、心の幸福感っていうのは満たされてない。
味気ないっていうのは、こういう感じと似ています。
この例えで言うところの「味覚・嗅覚」が機能していること、それが心の幸福感に繋がる。
だから、どんなに強いとされるアスリートでも、どんなに勝てるチームでもそれが本人たちにとって「幸せだな」と感じられているかどうか?
そこにフォーカスする視点も、これからは重要になってくると思います。
今回の卒団旅行は、みんなが「最後だから、楽しもうね」という思いがベースにあったから、じゃあ、どんな風に過ごすのがいいかな?どんなことなら、みんなが楽しめるかな?
という考えでアイデアを出して、実行したからこその、楽しくてたまらない「現実」になったんだと思います。
心も身体も、喜べる勝利を目指す。
なんとなく、ニュアンス伝わるでしょうか?
アスリート自身も、指導者の方にも、意識していってほしいと願います😊
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