食育、その前に
いつもお読みくださり、ありがとうございます。
Trinity Works(トリニティワークス) スポーツメンタルコーチの赤石祐加です。
息子とともに、4年間駆け抜けた少年野球での「お母さんコーチ」という立場もひとまず、肩の荷が下りた感じがします。
4年生以下のチームで、コーチの籍は残していただけることになりましたが、次は「野球少年のお母さん」の楽しんでみたい!と言う気持ちが強くなってきています。
中学の野球(どのスポーツもそうかな?)もクラブチームになると、「食育」を取り入れているチームも多いようですね。
中学の男子というと、成長期に差し掛かることもあり、強くてパワフル、そして頑丈な身体作りは練習同様、意識していく必要はあると思います。
息子が入団するチームでも、『今のサイズより大きいお茶碗を準備してください』とお知らせがあり、そう言えば兄も中学生になった途端、食べる量がめちゃくちゃ増えてたなと思い出しました。
「食」に対する価値観や考え方は、百人百様だとは思いますが、スポーツの現場における「食育」って、言葉だけが先走りしている気もしますので、食と心身の繋がりについて、私なりに考えてみたいと思います。
そもそも、「食育」とは、食育基本法において、“生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり、様々な経験を通じて「食」に関する知識と、「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる人間を育てるもの”とあります。
練習時間中に捕食の時間を取ったり、食べるもの飲むものの指定があったりと、どちらかと言うと「体重を増やす」「とにかく身体を大きくする」ことにフォーカスしているケースが多いという印象があります。
それも確かに重要な要素ですよね。
「体重増加」や「身体を大きくする」ための「食べる」については、一旦置いておきます。
日本の「食品」の現状を、皆様はご存知でしょうか?
買い物をするとき、商品の「食品表示ラベル」を確認してから買っている方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。
日本の食は安全、という時代は終わっていて、今や添加物大国になっている状態です。
深く追求することは、皆様ご自身が個々で調べていただくのが一番だとして生まれてから現在に至るまで、コンビニも24時間365日稼働していて、何かしら食べるものが豊富にある環境にいる成長期の子どもたちは、恵まれているように見えて、かなりリスクのあるものを食べているという状況です。
大量生産が可能なように、人工で作った調味料もどきや、食品もどきをCMや鮮やかなパッケージに包んで、食品として売り出しているわけなので、こちらが知識を持って選択していくしかありません。
いきなり全てを排除することは到底できませんが、まずは商品のパッケージ裏側に記載されている食品表示を確認するよう、習慣をつけることから始めましょう。
その中に「見たことも聞いたこともないもの」「想像できないもの」が書いてあったら、食べますか?
想像できないから、逆に食べられるものもあるのかもしれません。
ちょっと落としただけのお菓子や食べ物、「汚いから食べちゃダメだよ!捨てちゃいな」と教えるお母さんは多いと思います。
それでは、「見たことも聞いたこともないもの」が何から作られていて、なんのために添加されているか、考えたことはあるでしょうか?
今回は、子どもの脳や心身の発達に悪影響を及ぼすとされる「合成人工甘味料」を下記にあげていきます。
- アスパルテーム
- スクラロース
- アセスルファム-K
- ネオテーム
- 5.サッカリン
それぞれの詳しいことは、ぜひご自身で確認するようにしてください。
そして、その上で、ご自身で判断する基準を設けること。
合成の人工甘味料は、本当に多くのお菓子・飲料・アイス、加工食品に使用されています。
これだけを見ていると、何を買えばいいの?!・・・というものばかり。
ただ、だからこそ出来る限りで、買わない選択をすることも必要だと思います。
何を食べるかも大切ですが、何を摂取しないか?もとても大切なこと。
ちょっとの違いかもしれませんが、長い目で見ていった時に、この小さな積み重ねが心身の健康に繋がってくることを考えると、重要な一歩なのだと思っています。
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