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大丈夫。そのために練習をしてきたのだから

いつもお読みくださり、ありがとうございます。
Trinity Works(トリニティワークス) スポーツメンタルコーチの赤石祐加です。

今年の夏、息子がドラゴンズジュニアのセレクションに参加した時の様子です。

投げているのが息子ですが、プレイヤーとして、技術や向き合い方はまだまだでも今回「違うチームの仲間と野球をする」という本当に素晴らしい経験をさせていただきました。

この後、息子に「自分のチーム以外でやってみて、どんなところが違った?」と聞いてみると「投げてる時、励みになる言葉とかをかけてくれるところ」と答えていました。
(もちろん、他の子達も首脳陣に対する自分のアピールは必要ですし、どんな声をかけているか?というのはセンスも表れてくるポイントだと思います)

スポーツでも、仕事でも、どんな場面でも「安心して取り組める」という環境があるということって、ものすごく大切だと感じます。

スポーツで言うなら、「安心して失敗ができる、ミスができる」というチームの雰囲気は「存分に能力を発揮できる」と言う気持ちに繋がります。

これがあるか無いかでは、何もかもがすべて変わってくるんです。

例えば、「ミスをしたら・・・失敗したら・・・怒られる、注目を浴びてしまう」と言うメンタルを持ったままで、身体はいいパフォーマンスを出しません。

ミス・失敗・怒られる、と言ういわゆるネガティブなワードが心を支配している場合、結果はどうであれ(ミスも失敗もしないことも多くありますよ)、身体の動きとしてはオロオロして見えたり、ガチガチになっていたりします。

自分の脳の指示通りに、身体を動かせない様な状態になってしまっているんですよね。

スポーツは、遊びが原点にあると思っています。
これは私の信条のひとつです。

だから、遊び感覚というのは非常に大切だと思っていて、仲間のミス、エラーなどで一般的にいう「ピンチ」を招いた場合にこそ「で!じゃあこの場面どうやって落としていく?」っていう感覚で事象を捉えること。
(遊び感覚とは、手を抜く、試合を諦める、という意味ではないですよ!
勝ちに行くというゲームを真剣に遊ぶ、という感覚です!)

「ヤバい。ピンチだ〜」で自分たちを「ピンチ」というエリア、「ヤバい」という領域にわざわざ追い込む必要ないよ、ということです。

ミスも、エラーも、あって当然なのがスポーツです。

プロですら似たようなエラーはしますし、子どもも大人も同じように「やっちゃった・・・」ってなります。
その辺は、おんなじだと思います。

そんな時に、チームの指導者や仲間、保護者たちが「大丈夫!そのために練習して来たんだから!」と言えたら、どんなに心強いかなと思うんですよね。

ピンチも、チャンスも、要はこちらの捉え方次第。

野球なら、9人。
9人全員が「よっしゃー!練習の見せ場だ!」と思えているような、そんな仲間に囲まれているというだけで、すごい安心感に包まれると思うんです。

その安心感の中にいるなら、身体のパフォーマンスも安定しやすくなるでしょう。

複数の人間が集まって、1つのチームを構成する場合、チームとして目標を「勝つこと」に置いておくことは大事なことです。

結果を求めることも必要ですが、

目標に対し、どんなメンタルで取り組んだか?
どんな姿勢で、チームに貢献したか?

という土台は、結果より大切なのでは?と思います。

たくさんの人間の「気持ち」が渦巻くチーム。

だからこそ、その散漫になりがちな「気持ち」を集約するためにピンチの時の「メンタルの整え方」があると良いのではないかなと考えます。

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