目標の、その少し先を見に行く
いつもお読みくださり、ありがとうございます。
Trinity Works(トリニティワークス) スポーツメンタルコーチの赤石祐加です。
私の住む地域でも、木々が色づいて来て、青空とのコントラストに見惚れてしまいます。
ホントーーーーに美しいです・・・。
吸い込まれそうな夜空はありますが、これはもう、このまま浮いて行きそうな青空で風にそよぐ木々の音や動きが、なんというか言葉にならない、一瞬心奪われてしまいました。
宇宙って、太陽系って、すごいですよね。
先日は、バスケットをしている中1の女子とセッション(と言っても堅苦しいものではないです)を行い、目標について一緒に考えてみました。
彼女は、レギュラーメンバーに選出されるかどうか、最後の一人になれるかぐらいの所に位置しているので、そのレギュラーに入りたい、ということでした。
「レギュラーにメンバーに入る」ことを目標に立てるっていうことまでは、自分一人でも紙に書いたりして出来ることだと思います。
で、ここから先なんですが
私も過去そうでしたが、「目標」が達成できない多くの人って、実行レベルまで落とし込まずにフワッとしているか、目標までの道のり、距離感がデカすぎて頑張ることがハードになってるとか、1歩1歩がしんどすぎて、努力するのが苦しくなってるケースが多いんですよね。
なんのために「努力」してるのか、こんがらがって来たりします。
私たちは、やっぱり「行動」してこそ結果に繋がってくるわけなので、「いかに行動に落とし込めるか?」がポイントになってくると思います。
『既に自分がメンバー入りして、大事な試合に出ているとしたら?』
- どんなプレーで活躍できてる?
- どんな自分がどんな風に動いている?
- 仲間にどんな声をかけてる?
- どんな感じで頼られてる?
コーチングは、「その人の中に答えがある」という概念が基盤にあります。
答えが欲しい時は、「問い」が絶対に必要です。
「問い」がある場所には、必ず「答え」がセットで付いてくるので、目標のその少し先にいる自分を、問いによってイメージしてもらうんです。
イメージできるという事は、既に自分の世界にそれを取り込めているということなんで、あとは自分次第でそこにたどり着けます。
その後で、
- 自分の得意なプレー、自信のあるプレーなど
- 自分の苦手なプレー、自信のないプレーなど
を中心に洗い出してもらって、どこに磨きをかけていくか、どれを強化していくのか?
そのために、「何をするか?」などをセッションの中で絞り込んでいきます。
今すぐ自分にできそうな事。
その1歩を「努力」の1歩目にするんです。
それを、繰り返して、ちょっとずつレベルアップしながら、繋げていく。
そんなイメージです。
忘れないようにしたいのが、この問いです。
目標達成だけなら、別に誰だって出来るんですが「何を感じたいのか?」というのは、かなり本質的な問いになってくるので中学生にはまだ投げかける必要はないかな、と私個人的には思っています。
むしろ、大人になるにつれて、この部分がとっても大切になってくるからなんです。
ここは、たくさん経験して感じて欲しい所なので、その目標達成の期間が終了してから、「どう感じた?」を聴いてあげようかなと考えています。
その人の性格や行動パターン、思考パターンなどもありますので少しずつフィットさせながら、「楽しく、しかし強化できる努力」に落とし込んでいく。
しんどくなってきたら、目標の少し先にいる自分から、アドバイスをもらって。
そんな風にして、目標の立て方を伝えたりしています😊
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