新チームスタート前に。チームの在り方・目的を明確にしよう!
いつもお読みくださり、ありがとうございます。
Trinity Works(トリニティワークス) スポーツメンタルコーチの赤石祐加です。
スポーツのシーズンはそれぞれですが、私が4年ほどコーチとして携わらせていただいた、息子の少年野球の活動も集大成の時期となってきました。
卒団式の日程も決まり、いよいよ次の進路にも意識を向ける、そんな時期です。
スポーツチームでも、仕事やコミュニティのチームもそうですが、大体が「毎年毎年、(あるいはもっと短いスパンで)顔ぶれも戦力も変化する」ものですよね。
去年はバッテリーが充実していたけど、今年は打撃にパワーがあるとか、今年は女性が多いとか、数年前は理数系が多かったとか。
その年その年で花の種類や色味の変化は必ずありますよね。
だからこそ、その種を植える【土壌】をしっかりと整えておく事がポイントになると思います。
メンバーの存在を「種」に置き換えて表現していますが、新チームに変わるたびに、チームとして活動する目的や、存在の意味、あるいは目指すコンセプトがコロコロ変わってしまうと、新たに加わったメンバーも「どこを目指しているのか?」が不透明になりやすいと思います。
その年のメンバー構成による戦略や戦い方の「スタイル」の変化はもちろんあって当然ですが、チームとしての土壌は、基本的には一貫した方がいいと考えています。
変えていくものと、変える必要のないもの。
メンバーの入れ替わりがどんどん行われても、受け継いでいく想いや伝統、文化など、チームとしての在り方を明確にしておくことでチームスポーツが持つ良い意味での「秩序」に繋がっていくと思うんですよね。
昔は、例えば悪しき習慣と言うと、どの部活とかにも理不尽なルールみたいなものが存在していて、どの学年でそれを壊すか?続けるか?みたいなことがあったと思うんですが。
もう令和も5年に入ろうとしている時代に、そういう時代錯誤な「理不尽」なことは日本全体で辞めるべきですね。
日本はそういう意味では、全く先進国ではないですから。
自分が所属しているチーム、コミュニティが、どんな目的の上に存在していて、どんな在り方で活動をしているのか?
そのチームにおいて、自分はどんな事で貢献しようとしているか、考えて見るのにとても良い時期だと思います。
【土台】の重要さは、皆さん重々承知だとは思いますが、実際にそれを実行レベルで明確に表現できるまで落とし込んでいるスポーツチームは、もしかしたらあまり多くないのかもしれません。
どんなチームで、どんな活動をして、どんなふうに貢献していきたいか。
それを実現した先に、仲間とどんな気持ちを分かち合いたいか?
改めて、思い描いてみましょう!
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